商品名:岸田今日子朗読CD-BOX 白昼夢 【1117PUP5】
価格:26,460
販売元:ショップ音声-onsei-
岸田今日子 朗読作品の集大成! この多彩なプログラムを、14枚のCDに凝縮しました! 女優であり作家。比類なき表現者である岸田今日子が、古今東西の上質な文学作品の数々を朗読してきました。萩原朔太郎・川端康成・太宰治といった文豪の作品から、新見南吉や宮沢賢治の心洗われる童話、はたまた岸田今日子自身の筆による、ドキッとさせられるような毒のある短編作品そして「ビリチスの歌」や「ポルトガル尼僧の手紙」といった異国の鮮烈な恋を表現した作品まで……。 七色に変わる岸田今日子の魅力を詰めた、まさに玉手箱。耳から入った物語の数々は、心に焼き付いて離れないことでしょう。第一巻+第二巻「銀河鉄道の夜」宮沢賢治●「銀河鉄道の夜」苦しい家計を支えるために、活版所で働く少年・ジョバンニ。彼は、ケンタウルス祭りの夜に、不思議な声に誘われる。友人・カンパネラと共に銀河鉄道に乗って、幻の旅に出掛けるが…。宮沢賢治・晩年の傑作ファンタジー。 ●staff演出:長興孝子・小林十三音楽:トリトーン●原盤提供…新潮社第三巻「みみらく」瀬戸内寂聴●「みみらく」 万葉集にも謡われた「みみらく」の地には、そこへ行けば亡き人に会えるという伝説があるという。かつて八年もの間、ともに暮らした小田仁二郎の死に激しく動揺した主人公は、「みみらく」へ行こうと思い立つが…。●staff演出:鈴木千尋音楽:沢田完第四巻「ヴィヨンの妻」太宰治●「ヴィヨンの妻」 詩人で内縁の夫「大谷」が小料理屋でつくった借金を返すために、<私>はその店「椿屋」で働くことにした。発育不良の息子を抱え、借金を返すめどもたたないが「椿屋のさっちゃん」として店の人気者になり働くことに快感を覚える。ある日、「大谷」のファンと称する青年が店にやってきて、その晩強姦されてしまう。翌日、新聞で「人非人」と評されたことを気にする夫に向かって<私>は「人非人でもいいじゃないの。私たちは、生きていさえすればいいのよ」と無表情に言うのだった…。●staff音楽:飯島章子●原盤提供…岩波書店/NHKサービスセンター●発行…NHKサービスセンター第五巻 猫町/ウォーソン夫人の黒猫/死なない蛸 萩原朔太郎●「猫町」 北越地方の温泉に滞留していた<私>は、ある日、軽便鉄道を途中下車してU町へ歩いているうちに道に迷い、繁華な美しい町に辿り着く。<私>は苦痛と不安な予感を感じ、恐怖が極限まで高まって「今だ!」と思わず叫ぶと、町には猫があふれていて…。 ●「ウォーソン夫人の黒猫」 ウォーソン夫人が帰宅すると、部屋の真ん中に黒猫が座り込んでいた。猫が入り込む場所はないので、原因を探ろうとしたが分からない。夫人は猫の存在を第三者に実証してもらおうと三人の友人を部屋に招待するが…。●「死なない蛸」 水族館の地下にある忘れられた水槽の中で、蛸は生きていた。餌代わりに自分を食べ、ついに身体が失くなっても、蛸は生きていた。そして…。●staff演出:斎明寺以玖子音楽:寺嶋陸也ミキサー:箱崎敏行演奏:寺嶋陸也第六巻「片腕」川端康成●「片腕」 「片腕を一晩お貸ししてもいいわ」 そう言う“娘”の言葉に、<私>は娘の“片腕”を借り受ける。雨外套の中に隠して自室に持ち帰り、<私>の好きな“肩の円み”をつけた“片腕”をベッドで愛玩しながら、会話をしたり、“片腕”の母体である“娘”のことを想像し、あるいは過去に関係を持った女性のことを追想する。そして<私>は“片腕”を自分の片腕と付け替えるようとするのだが…。●staff演出:斎明寺以玖子音楽:寺嶋陸也ミキサー:箱崎敏行演奏:寺嶋陸也第七巻「ビリチスの歌」by ピエール・ルイス(訳:鈴木信太郎)●「ビリチスの歌」 1895年12月に、フランスで出版された『ビリチスの歌』は、紀元前六世紀の女流詩人ビリチスの詩の翻訳であるとして紹介された。 ドイツの考古学者が偶然発見した地下の墓所を囲んだ壁に刻まれていた詩句でありその官能的な愛の詩に感動したピエール・ルイスが仏訳したという経緯が、ビリチスの伝記の序文に書かれていた。同性愛というとキリスト教的な罪の意識が影を落すことが多いが、ビリチスとムナディカの愛は牧歌的な豊かさの中で歌われている。●staff演出協力:村田大音楽:Achille Claude Debussyミキサー:林田茂演奏:安楽真理子、Goulnara Mashourova、Laura Gilbert、Tanya Dusevik、Jeanie Chung第八巻「ポルトガル尼僧の手紙」マリアンナ・アルコフォラード/ギュラーグ伯爵(訳:若林彰・岸田今日子)●「ポルトガル尼僧の手紙」 1669年1月、パリのクロード・バルバン書店から『ポルトガル文』と題された短い書簡集が出版された。あるポルトガルの尼僧が自分を捨てていった恋人に書き送った五通の手紙を写したものであるという。しかし、由来を述べた簡単な序文以外、筆者、宛名、発信の日付などはすべて伏せられていた…。●staff演出:斎明寺以玖子音楽:吉川和夫ミキサー:箱崎敏行演奏:平岩佐和子、菅野雅代、西村祐、赤坂達三、東義直、神谷百子、和田光世,b>第九巻「大人にしてあげたとっておきのお話1」岸田今日子●「七匹目の仔山羊」 “わたし”が小学校に入ったばかりの頃、母が「七匹の仔山羊」のお話をしてくれたが、狼が六匹の仔山羊を丸ごと呑み込んだくだりの部分が、どうしても信じられなかった。そして…。●「鏡」 白雪姫が七つになったある日、継母のお妃さまが、いつものように鏡に「誰が一番美しいか」と尋ねている。すると、鏡は「お妃さまが、ここではきれい。白雪姫は、その千倍もきれい」と答え…。●「セニスィエンタの家」 テレビのドキュメンタリー番組の撮影で、スペイン南部に来ていた“わたし”達スタッフは、セニスィエンタの家に立ち寄る。家の四方の壁画は、幸福そうな一家の肖像からはじまっていたのだが…。●「みにくいあひるの子」 農家の庭であひるの七つの卵のうち、最後の一つの卵から、みっともない雛があらわれた。他の兄弟が笑うと、かあさんあひるは、みっともなくてもお終いには「白鳥」 になるかもしれない、と言うのだが…。●「暖炉の前できいた話」 父の女友達だった「N夫人」は、十三歳の時に出会った“真っ黒な仔猫”と、十七になった時、正式に結婚したという…。●staff演出:斎明寺以玖子音楽:吉川和夫ミキサー:箱崎敏行演奏:野口巳生、草刈麻紀、勅使河原真実、溝入敬三、寺嶋陸也、大石真理恵第10巻「大人にしてあげたとっておきのお話2」岸田今日子●「ミッシェル」 会社から帰ると、ダイニングキッチンにわたしのガウンを着て“イルカ”が坐っていた…。妻は、前からペットを飼いたがっていたこともあり、昂奮状態で世話を焼く。ところがある晩、寝床に入ったところ、どうも布団が湿っぽい…。それは…。●「悲恋」 エリザベスとジョンはお互いを想い合ってはいるが、両親に結婚を反対されている。ある日、エリザベスはジョンとの結婚を反対されている致命的な理由を、ジョンに教えるのだった…。●「いつもの夏」 少年が、いつも娘の泳ぎの練習をプールサイドで見守っている女に恋をする。「あなたは僕の心をおもちゃにしてるんだね」と言う少年に、女は、「おもちゃになんか、決してしないわ」と言うのだが…。●「繃帯」 見合いの話がまとまって、婚約が成立した男と二人で初めて外出した日から、女のもとに妙な電話がかかってくるようになる。●「あしおと」 男は、女のアパートに、病院に行くための費用と、「足音」を置いて去る。女は病院に行かず、かわりにその金で毛糸編機を買い、セーターを編みながら子供を育てていた…。●「ミスターヴラッドの鋏」 女優である“わたし”が、新幹線内でセリフを覚えていると、臨席の外国人が熱心に台本を覗き込んでいた。彼は“ヴラッド”という名のルーマニア人だと言うのだが…。●staff演出:斎明寺以玖子音楽:吉川和夫ミキサー:箱崎敏行演奏:野口巳生、草刈麻紀、勅使河原真実、溝入敬三、寺嶋陸也、大石真理恵第11巻「ごん狐/牛をつないだ椿の木/でんでんむしのかなしみ」新美南吉●「ごん狐」 ごん狐は、ある日も病気の母親と貧しい二人暮らしをしている兵十が捕ったうなぎを、いたずら心からとって来てしまった。しかし十日ほど経って、兵十の母親が死んでしまう……。●「牛をつないだ椿の木」  牛曳きの利助と、人力曳きの海蔵は、道から山の中にわけいって清水を飲みに行く。しかし道に戻ってくると、道端の椿の若木につないでおいた利助の牛が椿の葉をみんな食べてしまっており、利助は地主にかんかんに怒られる。●「でんでんむしのかなしみ」  一匹のでんでんむしは、ある日、自分の背中の殻の中にかなしみがいっぱい詰まっていることに気づき、友達のでんでんむしに訴える。●staff演出:鈴木久尋音楽:山本直純演奏:宇山恭平、坪井隆明、藤山明、深山尚久山本きよみ、山本直喜、山本直純第12巻「手袋を買いに/おじいさんのランプ」新美南吉●「手袋を買いに」 狐の親子の棲む森に冬が訪れ、初めて雪の中で遊んだ子狐は、母狐に「お手々が冷たい」と訴える。狐の親子は、子狐の手袋を買いにいくが、町の灯を見た母狐は足がすくんでしまい、子狐をひとりで町に行かせることにする。●「おじいさんのランプ」 巳之助は、ランプ商売で身を立ててきたが、文明開化による電気の普及によりもはや商売が成り立たなくなることを自覚すると、ありったけのランプを木に吊し石を投げつける。●staff演出:鈴木久尋音楽:山本直純演奏:宇山恭平、坪井隆明、藤山明、深山尚久、山本きよみ、山本直喜、山本直純第13巻+第14巻「風野又三郎 1.2」 宮沢賢治●「風野又三郎」 九月一日の朝、一年生の二人が校門をくぐり、教室を見ると、赤髪の鼠色のマントを着た変な子が坐っていたが、すぐに姿を消してしまう。二日、六年生の一郎と五年生の耕一が、変な子に問いただすと「風野又三郎」だと言う。風としての見聞録を子供達に聞かせた後、十日、又三郎は去っていく…。●staff演出:斎明寺以玖子音楽:吉川和夫ミキサー:田淵章宏演奏:草刈麻紀・元木瑞香●発行…NHKサービスセンター制作協力…NHKエデュケーショナル表紙絵/ジョルジュ・バルビエ●「ジョルジュ・バルビエ」(1882-1932)フランス・ナント生まれ。パリに出て絵を学びながら、ルーブル美術館に通い、ギリシアの壺絵やエジプトの彫刻に興味を持つ。ファッション画や、現代風俗画のほかアラビア・ギリシアなどエキゾチックな世界を数多く描いている。1920年代に入り、「ビリチスの歌」のほか、豪華な限定版の本に挿絵を描いている。














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